虫歯や歯周病は、なってしまった後の治療も大切ですが、ならないように予防することが最も大切です。当院では、1~2ヶ月に1回のペースで定期検診の受診をご案内。きめ細かい検診とケアで、患者さまのお口の健康をしっかりサポートいたします。

治療だけではなく、予防のために歯科医院に

当院では予防歯科に力を入れており、多くの患者さんにメインテナンスに来ていただいております。患者さんの口腔内の状態、歯磨きの技術に合わせてホームケアのアドバイスを行うと共に歯科衛生士、歯科医師によるプロフェッショナルケアを行います。そのため当院では、ブラッシング指導に力を入れています。

歯科衛生士が歯科医院で行うプロフェッショナルケアも大切ですが、ご家庭で行うホームケアも同じくらいに大切です。当院では、ブラッシング指導の際には磨き残しを染め出して苦手な部位を把握し、患者さん毎にアドバイスを行います。
また、歯間ブラシ、デンタルフロスなど清掃補助器具の使用方法もお伝えしています。


予防歯科のメリット

1.虫歯、歯周病を防ぐことができます。
2.健康な歯を長く維持し続けられます。
3.痛みに苦しむことが少なくなります。
4.健康寿命を延ばすことができます。
5.全身の病気も防げるようになります。
6.認知症になりにくくなります。
7.金銭的な負担を減らすことができます。

予防歯科

予防歯科で定期的に歯の状態を見ることでむし歯や歯周病を未然に防ぐことができます。お口に大きなダメージを与える虫歯や歯周病は、初期段階では自覚症状はほとんどありません。 痛みに気づいた時には、すでに進行しているケースが多く、治療によっては歯にダメージを与えてしまうため、最初からむし歯や歯周病にならないように予防することは非常に重要です。


PMTC

PMTCの流れ

1.まずは、歯面の汚れ(プラーク)を落とします。歯石がついている場合は、機械や手用の器具を使って歯石を除去します。そして7,000〜10,000回転する電動歯ブラシのような機械を使って、歯面にこびりついている汚れを落とすことで、口内で繁殖している細菌が作る、「バイオフィルム」を剥がすことができます。
バイオフィルムを剥がして歯面をツルツルにすることで、新たな汚れや細菌を付きにくくします。

PMTC
2.次に歯の間のお掃除です。
フロスや歯間ブラシを使って汚れを落とします。実は大人になると歯面より歯と歯の間からのむし歯が出来やすくなります。
また、歯の間に汚れが残っていると歯周病菌も繁殖しますので、むし歯だけではなく歯周病にも罹患してしまう可能性が高くなるのです。ですので、歯の間のお掃除はとても大切です。医院によっては最初にフロスや歯間ブラシを使って歯の間の汚れを取る場合もあります。
綺麗な歯
3.最後にフッ素塗布です。
歯科医院では、9,000ppmという高濃度のフッ素を塗ることができます。
普段の歯磨きで低濃度のフッ素を歯面に取り入れ、定期的にPMTCを受けた時に高濃度のフッ素を取り入れることで、より沢山のフッ素を取り込むことができ、歯面の強化に繋がります。白濁(はくだく)と言って「穴は開いていないけれど虫歯になりかけている部分」は、このフッ素塗布を続けることにより、虫歯を進行させずに済むこともあります。
フッ素塗布

PMTCの効果

『特別な機械を使って、汚れをバイオフィルムごと剥がし取る』ことにより、汚れの付着を抑え、細菌の繁殖を抑制できる事がPMTCのメリットです。

磨き残しや細菌は、歯のザラザラしている部分につきやすくなります。ですので、PMTCを定期的に繰り返していくうちに、歯の面がツルツルになっている期間が長くなり、むし歯や歯周病の予防につながります。PMTCは継続して受けることでだんだんと歯の面がツルツルになるので、1度受けただけではすぐには効果が出ず、まただんだんと汚れもついてきてしまうため、継続して受けていただくことをおすすめします。

また、フッ素には歯の質を強くし、むし歯に溶けにくい歯にしてくれる効果があります。PMTCで歯の汚れを落とした後に塗った方がより効果が増します。
これは、汚れが残っている部分は、細菌がバイオフィルムを作っているため、フッ素を歯面に取り込めないためです。PMTCで歯の汚れを落としツルツルにした後に塗った方が、フッ素の取り込みも良くなり、歯質の強化に繋がるのです。
成人の患者様がフッ素塗布を受けるのであれば、PMTCを受けた後に塗ってもらうことをおすすめしています。


予防歯科の流れ

①お口の検査お口の中を拝見し、歯や歯茎の状態を確認します。歯ぎしり、顎の関節が痛くないかも確認して、歯ぎしり予防プレート、マウスピースも、ご提案します。

 

②予防プランの説明患者さまの年齢や生活習慣、【1】で確認したお口の状態をもとに、予防プランを立てます。

 

③虫歯や歯周病を予防するための施術歯のクリーニングやフッ素塗布、歯磨き方法のレクチャー等をいたします。

 

④定期検診【1】~【3】を定期的に行っていきます。


予防歯科のよくある質問


A.電動歯ブラシは電動で振動することによって歯ブラシを歯に当てるだけで効率的に誰でも簡単に歯垢を除去してくれます。ただし使い方によっては歯や歯茎を傷つけてしまうので注意が必要です。
普通の歯ブラシは種類が豊富で電動歯ブラシに比べて安価なので口の中の状態に合ったものを選ぶことができます。ただしきちんと磨くには技術と時間が必要なので正しく磨けているか歯科医院の定期検診で確認してもらうと良いでしょう。


A.通うべきです。歯科医院は痛くなってから治療するイメージかもしれませんが、予防歯科ではむし歯や歯周病などにならないよう定期的にクリーニング、痛くなる前に早期発見・早期治療を推進しています。定期検診を受診することで将来どれだけ歯を残すことができるかを左右するので、3か月から半年程の間隔での受診をおすすめします。


A.目安は1ヶ月です。 1ヶ月経っていなくても、毛先が広が開いてきたら新しい物に変えて下さい。 毛先が広がっていると汚れが落ちなくなってきます。


A.虫歯でもないのに歯医者さんに行って、治療費を払うのは勿体ないと思うかもしれません。しかし、虫歯になってしまったら、数度の通院に加え、補綴物にも高い治療費がかかってきます。一番リーズナブルなのは、定期的に歯医者さんに通って、メインテナンスを受けることです。虫歯の時の治療費より低く抑えることができます。


A.はい有効です。1987年の研究ではすでにフッ素によるむし歯予防の効果が検証されており、適切な量も実験で分かっています。
特にフッ素は子供の予防に思われがちですが、大人もフッ素による効果は得られます。フッ素入りの歯磨き等も継続して使用することで効果が認められます。